2019年のLet'snote(レッツノート)の動き総まとめ&ベストバイです!。レッツノート歴14年のタケイが紹介します!
2006年からレッツノートを使いはじめて早14年。一回り以上使ってきた私が、
モバイルパソコン(Windows)の人気機種「レッツノート」の2019年はどんな動きだったのか?
をまとめました。
新しく発売された、販売終了になったモデルの紹介、スペックの移り変わりを中心にお届けします!
2019年 新たに発売されたレッツノート
2019年に発売されたレッツノートの一覧からです。
今年は4タイプのレッツノートが発売されました。
2019年のレッツノート一覧
発売時期 | 大型(14インチ) | スタンダード(12.1) | モバイル(2in1) | デタッチャブル |
春モデル | CF-LV7 | CF-SV8 | CF-RZ8 | CF-XZ6 |
夏モデル | CF-LV8 | CF-SV8 | CF-RZ8 | CF-XZ6 |
秋冬モデル | CF-LV8 | CF-SV8 | CF-RZ8 CF-QV8 ※新シリーズ |
− |
それでは具体的な変化をまとめていきましょう。
秋冬モデルで「RZ」シリーズの後釜「QV」が登場、「XZ」は廃止
2019年のレッツノートの発売は2月(春)、7月(夏)、11月(秋冬)の3回。
動きとしてはいかの3つとなっています。
2019年レッツノートの動き
- QVシリーズが秋冬モデルで新登場
- XZシリーズが終了
- LV、SV、RZシリーズはスペックアップのみ
「QVシリーズ」は12インチの2in1モデル。
併売はされていますが「RZシリーズ」の後継モデルです。
同じ12インチの「SV」よりも200グラム軽く、手書きにも対応と、よりモバイル利用に特化したシリーズになっています。
「XZシリーズ」は販売終了となりました。
デタッチャブルタイプは評判が芳しくなかったよう。
「タブレット形式でWindowsを使いたい」
という需要がなかったのでしょうね。
「LV」「SV」「RZ」シリーズは、CPUやメモリ、ストレージの増加などスペックのアップのみとなりました。
XZのたたき売り具合から終了は予見できましたが、RZ→QVへのリニューアルには驚きでした。
RZは「画面が小さすぎ」という意見が多かったようです。
つぎに最新モデルの「スペック、価格」「2019年進化ポイント」をまとめていきます。
タイプ別「スペック、価格、2019年進化ポイント」まとめ
まずは機種別の主なスペック表から。
レッツノートの画面比率は「LV」をのぞいて「16:10」もしくは「3:2」となりました。
ビジネスパソコンらしい構成ですね。
CF-LV7,8 | CF-SV8 | CF-RZ8 | CF-QV8 | CF-XZ6 | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 14.0 | 12.1 | 10.1 | 12.0 | 12.0 |
画面比率 | 16:9 | 16:10 | 3:2 | 3:2 | 3:2 |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1200 | 1920×1200 | 2880×1920 | 2160×1440 |
CPU | Corei7/5 | Corei7/5 | Corei5 | Corei7/5 | Corei5 |
メモリ | 16/8GB | 16/8GB | 16/8GB | 16/8GB | 8GB |
質量 | 1.19〜1.4kg | 1.0〜1.19kg | 0.75〜0.78kg | 0.96kg | 1.2kg |
それでは、
- CF-LV8
- CF-SV8
- CF-RZ8
- CF-QV8
の順でみていきましょう
「CF-LV8」のスペック、価格、進化ポイント
スペック/エディション | プレミアムエディション | 店頭モデル |
型番 | CF-LV8URJQP CF-LV8USJQP |
CF-LV8TR6Q CF-LV8TR6Q |
CPU | Core™ i7-8665U vPro™ | i7-8565U i5-8265U |
液晶 | 14.0型 Full HD (1920×1080ドット) |
14.0型 Full HD (1920×1080ドット) |
ストレージ | 最大2TB | 512/256GB |
メモリ | 16GB | 16/8GB |
駆動時間 | 18.5〜11.5時間時間 | 18.5〜11.5時間 |
質量 | 1.19〜1.4kg | 1.19〜1.4kg |
LTE対応 | 選択可能 | なし |
光学式ドライブ | ブルーレイ | ブルーレイ |
タッチパネル | なし | なし |
顔認証対応カメラ | あり | あり |
指紋センサー | あり | あり |
USB3.1 Type-C | 1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
価格 | 351,780円(税込)〜 | 351,780円(税込)〜 |
進化ポイントは「CPU世代」「ストレージ増量」「指紋認証センサー搭載」の3つ。
度合いとしては小さめでした。
指紋センサーがいらなければSV7でも十分です。
進化ポイント
- CPUが第8世代(i5-8265U)に進化
- ストレージが128GB→256GBに変更
- 指紋センサーが店頭モデルにも展開
「CF-SV8]スペック、価格、進化ポイント
スペック/エディション | プレミアムエディション | 店頭モデル |
型番 | CF-SV8URJQP CF-SV8USJQP |
CF-SV8GFNQR CF-SV8GDUQR CF-SV8FDMQR CF-SV8FDSQR |
CPU | i7-8665U vPro | i7-8565U i5-8265U |
液晶 | 12.1型 WUXGA (1920×1200ドット) |
12.1型 WUXGA (1920×1200ドット) |
ストレージ | 最大2TB | 512/256GB |
メモリ | 16GB | 16/8GB |
駆動時間 | 20〜12.5時間時間 | 20〜12.5時間時間 |
質量 | 1.0〜1.19kg | 1.0〜1.19kg |
LTE対応 | 選択可能 | CF-SV8GFNQRのみ搭載 |
光学式ドライブ | ブルーレイ | ブルーレイ |
タッチパネル | なし | なし |
顔認証対応カメラ | あり | あり |
指紋センサー | あり | あり |
USB3.1 Type-C | 1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
価格 | 342,980円(税込)〜 | 261,580円(税込)〜 |
進化ポイントは「CPU世代」のみ。
SVシリーズも度合いとしては小さめでした。
進化ポイント
- CPUが第8世代(i5-8265U)に進化
RZシリーズのスペック、価格、進化ポイント
スペック/エディション | プレミアムエディション | 店頭モデル |
型番 | CF-LV8URJQP CF-LV8USJQP |
CF-RZ8FFMQR CF-RZ8FDEQR |
CPU | i7-8500Y | i5-8200Y |
液晶 | 10.1型 WUXGA (1920×1200ドット) |
10.1型 WUXGA (1920×1200ドット) |
ストレージ | 最大2TB | 256GB |
メモリ | 16GB | 16/8GB |
駆動時間 | 11〜10.5時間 | 11〜10.5時間 |
質量 | 0.78〜0.75 | 0.78〜0.75 |
LTE対応 | 選択可能 | CF-RZ8FFMQRのみ対応 |
光学式ドライブ | なし | なし |
タッチパネル | あり | あり |
顔認証対応カメラ | なし | なし |
指紋センサー | なし | なし |
USB3.1 Type-C | なし | なし |
価格 | 329,780円(税込)〜 | 245,080円(税込)〜 |
進化ポイントは「OSのエディション」「CPUの増強Corem3→Corei5に増強」「ストレージ容量」の3つ。
大きいのはOSのエディション変更、CPUの増強ですね。
ビジネスユース中心なだけにProの採用はありがたいです。
CPUが非力だったのがRZがの弱みだっただけにここは大きな改善ポイント。
RZシリーズを買うなら「2019年モデル」がオススメです。
進化ポイント
- OSがWindows10 Home→Proに変更
- CPUがCorem3→Corei5に変更
- ストレージが128GB→256GBに変更
QVシリーズのスペック、価格、進化ポイント
スペック/エディション | プレミアムエディション | 店頭モデル |
型番 | CF-LV8URJQP CF-LV8USJQP |
CF-QV8GFRQR CF-QV8GDGQR CF-QV8FDPQR CF-QV8FDGQR |
CPU | i7-8665U vPro | i7-8565U i5-8265U |
液晶 | 12.0型 WQXGA+ (2880×1920ドット) |
12.0型 WQXGA+ (2880×1920ドット) |
ストレージ | 最大2TB | 256GB |
メモリ | 16GB | 8GB |
駆動時間 | 10時間時間 | 10時間 |
質量 | 0.949kg | 0.949kg |
LTE対応 | 選択可能 | CF-QV8GFRQRのみ対応 |
光学式ドライブ | なし | なし |
タッチパネル | あり | あり |
顔認証対応カメラ | あり | あり |
指紋センサー | あり | あり |
USB3.1 Type-C | 1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
1つ Thunderbolt™ 3対応 USB Power Delivery対応 |
価格 | 364,980円(税込)〜 | 283,580円(税込)〜 |
「QV」シリーズは「RZ」シリーズの後継として位置づけられています。
進化ポイントは「USB Type-C(PoweDelivery)への対応」「顔認証」「指紋センサー」「手書き対応」の4つ。
RZシリーズに比べてサイズはアップしましたが、RZでは無理だった「USB Type-C(PoweDelivery)」に対応したのはおおきいです。
※RZは筐体サイズからType-Cのモジュールが装着できないそうです。
バッテリー時間、キーボードはRZをそのまま踏襲。使い勝手は同じになっています。
0.75kgという重さにこだわりがなければ、モバイル特化のレッツノートは「QV」がオススメです。
RZからの進化ポイント
- USB Type-C(PoweDelivery)への対応
- 「顔認証」「指紋センサー」に対応
- 手書きスタイラスにも対応
以上、2019年版レッツノートの総まとめでした!QVシリーズが今後どうなるのか?楽しみです。
最後に2019年レッツノートの「ベストバイ」を紹介します
2019年レッツノートベストバイ 迷ったら「CF-SV8」がオススメ
以上、2019年の最新レッツノートをまとめ、紹介していきました。
最新モデルのレッツノートでは何がベストバイなのか?
ですが、
断然「CF-SV8」をおすすめします。
スペック
- OS Windows 10 Pro
- CPU インテル® Core™ i7-8665U vPro™
- メモリー 16GB
- SSD 512GB / 1TB / 2TB 選択可
- 光学式ドライブ スーパーマルチドライブ / ブルーレイドライブ 選択可
- モバイル通信 LTE(4G)対応 / 非対応 選択可
- その他 USB 3.1 Type-Cポート(Thunderbolt™ 3対応)
ポイント
- 打ちやすいキーボード
- 18時間もつバッテリー
- 電話サポートあり
「CF-SV8」がベストバイな理由
おすすめする理由ですが
「CPUの性能」「バッテリー時間」「操作性」のバランスがピカイチ
だからです。
「CF-LV8」は14インチと大きくモバイルパソコンとしては使いづらいです。
「RZ8」「QV8」は「バッテリー時間が10時間」と短すぎ。
4年ばかり使っていた「RZ4」も同じ10時間でしたが、実質5時間もてばいい方でした。
おそらく実質時間は変わらないでしょう。
またキーボードも半角/全角の左がESCきーというのがくせもの。
※私は4年使っていますが慣れていません。
とはいえバッテリーやキーボード関係なく「軽さこそ正義」であるなら十分ありな端末です。
逆に「SV」シリーズはクラムシェルとして厚さ以外、非の打ち所がありません。
前モデルの「SXシリーズ」から10年培ってきた作りはレッツノートのベストセラーだけあります。
あなたが選ぶ際に「決めてがない!」となったのなら「CF-SV8」がオススメです。
中古でレッツノートを買いたいあなたにオススメ
新品がいいのは山々だけど、
「新品のレッツノートは流石に高くて買えない」
という場合は、中古レッツノートの買い方や価格レポートも書いていますので、ぜひお読みくださいね😄
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