どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
Chromebookを使いこなしているユーザに朗報が舞い降りました。
オフライン利用もできると人気が根強い「Chromeアプリ」のサポート延長がGoogleよりアナウンスされました。
2022年6月で全OSでサポート終了の予定でしたが、「Chrome OS」に限り2025年1月までサポートが延長となりました。
オフラインで使えるもの多く、まだまだ「Chromeアプリ」を愛用している方も多いはず。
今回のアナウンスはそんなユーザにとっては朗報といえますね。
ただ、Twitterなどでは「Chromebook終了」と曲解している方もちらほらいらっしゃいます。
そこで「Chromeアプリ」ってそもそも何なのか?、Androidアプリと何が違うのか、特徴と違いを紹介しておきます。
Chromeアプリとは?
Chromeアプリは「Chromeブラウザ」で利用可能、オフライン利用にも対応したアプリのことをいいます。
対応OSはフル機能Chromeブラウザがインストールされているパソコン全て。
WindowsやMac、Chromebookで利用することができます。
実際のアプリは「Chromeウェブストア」というウェブサイトでダウンロードすると使えるようになります。
大事なのが「Chromeアプリ」は「Chrome拡張機能」「Androidアプリ」とも「PWAアプリ」とは全くの別物ということ。
Chrome拡張機能をより「アプリより」にしたChromeの機能の1つです。
ただ使い勝手は「PWAアプリ」に似ていて、Chromeをベースとしていながら、オフラインでも使えるというモノです。
代表的なアプリというと「CaretMod」。
Windowsでいうところのメモ帳、サクラエディタみたいなものでほとんど同じ事ができます。
PWAアプリの登場で立ち位置が中途半端にもなり「2022年6月」までに全OS向けにサポートを終了の予定に。
それが今回Chrome OSに限っては「2025年1月」までは延長となりました。
Googleのブログによれば、企業や教育機関のお客様、パートナーの皆様からのフィードバックに基づいて延長を決めたとのこと。
現場ではまだまだChromeアプリの需要が大きいということなのでしょうね。
Chromebookで使えるアプリの種類
結果としてChromebookで使えるアプリは以下のようになりました。
使えるアプリ | 説明 |
Chrome拡張機能 | Chromeブラウザ上で使えるアプリ |
Androidアプリ | スマホ用アプリ、一部のアプリを利用可能 |
PWA (プログレッシブウェブアプリ) |
モバイルサイト上でネイティブアプリのような動きをするアプリ |
Chromeアプリ | Chromeブラウザがインストールしているパソコンで動くネイティブアプリ |
以上の通り、「Chrome拡張機能」「Androidアプリ」「PWA」「Chromeアプリ」の4つが使えることに。
Chromeアプリはオフラインで使えるアプリも多く、Chromebookにも最適化されているものも多いです。
ぜひ一度はチェックしてみてください。
Chromeアプリ終了=Chromebook終了ではない!
以上、Chrome OS限定「Chromeアプリ」のサポート終了が延長のお知らせでした。
表に書いたとおり「Chromeアプリ」は独立した存在で、拡張機能、Androidアプリとは別物です。
サポートが終了したからといって「Chromebook」が終了するわけでもありません。
当分はサポートされそうなので安心して利用しましょう!