どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
最近、Nintendo Switchのゲーム画面をChromebookやノートパソコンで録画する機会が増えました。
そこで、以前から気になっていた「Genki ShadowCast 2」を購入してみました!
初代は2年前に購入済みで使っていたのですが、見当たらなくなってしまい。。。
2024年に新型が出ていたので、どれだけ進化したのか気になり購入に至りました。
実際に使ってみた感想を紹介します。
PWAなHDMIキャプチャが出る時代。
なんでもブラウザで出来るようになってくるなあ。
ChromebookでPCエンジンミニが取り込めた。
遅延はある。
スーパースターソルジャーの2分間はきつい。
功夫、ギャラガ88程度なら問題なし。スプリガンmk2はきつい。 pic.twitter.com/7GTjzj0vMm
— タケイマコト (@pcefancom) January 5, 2023
Genki Shadow Cast2とは
Genki Shadow Cast2は2024年11月に発売されました。
HDMI出力ポートを持つゲーム機の画面などをノートパソコンやChromebookで録画できるHDMIキャプチャーデバイスです。
特徴的なのは、
- 小指サイズの接続端子の中にデバイスキャプチャー機能が入っている
- アプリがWebブラウザもしくはPWAアプリとして対応している
ことです。
指先くらいのサイズですが、しっかりHDMIキャプチャとなっています。

指先くらいのサイズで超コンパクト
そこからUSB-Cケーブルをパソコンに繋げば、パソコンのディスプレイでゲームの画面を映すことが可能です。
以下はPCエンジンminiをShadow Cast2に繋いでレッツノートに投影してみたときの画像です。

Genki Shadow Cast2を介するだけでゲームの画面の投影が可能
Genki Shadow Cast2の使い方
使い方も簡単です。
まず、ShadowCast 2をNintendo SWITCHなどのHDMIポートを持っているゲーム機に接続します。
またShadow Cast2にUSB-Cケーブルを繋いでおきます。

スイッチであればドックに繋ぎます
USB-Cケーブルもパソコンにつなぎます。

パソコン側のUSB-Cポートに接続する
ここまで出来たら、キャプチャの準備は完了です。
Webブラウザで指定のURLにアクセスすると、Nintendo SWITCHやPCエンジン2などの画面を出力できます。
HDMIキャプチャできるWebアプリになっていて、ブラウザだけで画面のキャプチャーや録画が可能です。

ブラウザでHDMIキャプチャができる
録画したければ録画ボタン、画面を取りたければカメラボタンを押せばOKです。
キャプチャーはダウンロードフォルダーに動画であればwebmファイル、画像であればjpegファイルで保存されます。

スクショはJPG、録画はwebmで保存される
Webカメラとして認識されるので、配信ソフトで画面を流せばそのままゲーム配信も可能です。
Genki Shadow Cast2|1日使って良かったこと、注意点
1日、PCエンジンミニとニンテンドーSwitchを投影して使ってみての良かった点を紹介します。
良かった点(1)Chromebookと事務作業向けパソコン(レッツノート)でも快適に投影できた
まず良かったのがChromebookと事務作業向けパソコン(レッツノート)でもディスプレイにゲーム画面を映せてかつ快適にプレイできたことです。
この手のデバイスは安物だと投影が出来ても画面がちらついたり、音がブツブツになったり、急に切れてしまうことがあります。
「Genki Shadow Cast2」はディスプレイへの表示は問題無し、画面のちらつきや音のトラブルはありませんでした。
PCエンジンminiでシューティングをいくつか遊びましたが、操作遅延もなし。
快適そのものでした!
感覚でしか無いですが、初代より気持ち遅延が少なくなっている気もしましたね。
Genki Shadow Cast2
Chromebookでゲーム機のプレイ動画を撮影。
PWAでは
・画面録画
・画面キャプチャ
・マイク音声の重ね
・プレイ動画のは異sん
が可能です。
録画した映像はWebmファイルで保存。
容量が小さいので、Chromebookのストレージも圧迫しません。
PCエンジンMiniでギャラガ88を録画 pic.twitter.com/GxVzfB29U6— タケイマコト (@pcefancom) April 19, 2025
良かった点(2)録画、画面キャプチャも安定して動作してくれた
肝心の録画、画面キャプチャ機能も安定して動いてくれたのも良かったです。
試しに10分ほど録画を回しましたが、音ずれもなし、途中でアプリが止まることもなく録画ができました。
何の設定もなしに録れるのもポイント高かったです。
ノートパソコンでPCエンジンmini2を映してGenki Shadow Cast2で録画。
音もしっかり録れてます。 pic.twitter.com/fZS58WXUD3— タケイマコト (@pcefancom) April 20, 2025
この辺、安物のキャプチャだとトラブルが多いところなので、しっかり動いてくれたのは素晴らしいなと思います。
注意点|Chromebookだと相性問題あり、Galaxy Chromebook Plusだと動かなかった
ただ、注意点もあります。
Chromebookに関しては相性問題がゼロではありませんん。
家にあるChromebook3台ほど試したのですが、SamsungのGalaxy Chromebook Plusは投影が出来ませんでした。
USBの接続は認識しているものの、画面がフリーズしてしまいました。

Galaxy Chromebook Plusだと認識しているものの、画面までは映らずでした。
まとめ|Genki Shadow Cast2はChromebook、ノートパソコンでSwitch2の画面を映すのに便利!
以上、Genki Shadow Cast2の買いました日記と初日使ってみての感想でした。
Genki ShadowCast 2の良いところは、Webブラウザ上でHDMIデバイスキャプチャーができることですね。
長時間プレイしても遅延等は発生せず、本当によくできた製品だと感じました。
※相性問題はありますが。
使う人は限られるかもしれませんが、
- Chromebookの画面を使ってこれから出るNintendo SWITCH 2のゲーム用のディスプレイにしたい、
- ゲーム画面を録画したい
- もしくは配信したい
といった場合にとても便利だと思います。
ゲームに限らず、HDMIで出力できる何かの製品の記録や配信に興味がある方はぜひチェックしてみてください!