どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
Chromebookのリアルな使い方をまとめてみてから、
「向いていない使い方ってなんだろうな?」
と考えてみました。
サクッとブラウザが動くことに特化、ポメラをパソコンにしたようなガジェットなので、向き不向きはあります。
とはいえ、Windowsやタブレットと混同されて
「Chromebook使えない」
といわれることもあるのはなんだかなと思ったり。
誤解を解くためにも、Windows・Macも併用しているユーザ目線で
『Chromebookには向いていない使い方』
を紹介します!
Chromebookには向いていない使い方
実際に使ってみて、Chromebookではやらなくなった使い方を思いつく限りあげてみました。
Officeアプリの利用
Chromebookで使うとストレスなのが
「Office」
ですね。
Word、Excel、PowerPointをChromebookで使うのは止めておいたほうがいいです。
Chromebookでも編集はできます。
ただ、実態は「Officeオンライン」がChromeブラウザで使えるというだけ。
作ったドキュメントの確認、手直しくらいならいけますが、ゼロから作るのはストレスがたまると思います。
ファイルのアップロードも手間がかかりますし、モバイルでやっているとファイル1つ開くにも1分かかったりしてスピーディではありません。
普段から「Officeオンライン」だけで間に合っているよ、という方なら十分ですが、そうでない方は素直にWindows機を買いましょう。
大量のローカルデータを扱う映像、画像編集
だんだんと環境は整ってきていますが、本格的な編集をするのには辛いです。
スマホで撮影した画像のレタッチ、Tiktokなどにショート動画を上げるくらいなら
「ClipChamp」
を使えばどうにかいけます。
ただ、一眼レフで撮影した画像や動画ファイルを使って本格的に編集するのには向きません。
もともとがシンクライアントの思想でローカルにデータを置かないつくりになっています。
どんなにハイエンドなモデルでも、ストレージは最大で512GB程度、保存するだけで一杯になってしまいます。
そこから編集やエクスポートしようものならあっという間にパンクです。
MacBook Proかグラボが載ったクリエイターパソコンを使うようにしましょう。
LumaFusionも使ってみましたが、4kとか編集すると落ちる頻度も高いです。
※アプリが悪いのではなく、Chromebookの性能が足りない
タブレットの代替として使う
あとNGなのが
「タブレットの代わりに使おう、アプリも使えるらしいし」
です。
くれぐれもタブレット代わりになるとは思わないでください。
まず全部のアプリは使えません。
インストールできる機種はアプリによってまちまちです。
たとえインストール出来たとしても使えるとは限りません。
起動しても落ちまくって使い物にならないこともあります。
使えていても、Chrome OSのアップデート、アプリのアップデートで急に使えなくなることさえあります。
WindowsやMacでもAndroid、iPhoneアプリも使えますが、それ目的でパソコンを買いませんよね?
Chromebookだって同じです。
パソコンはパソコン。タブレットはタブレット。
だんだんと使い勝手は良くなっていますが、
「使えたらラッキーくらい」
に考えておきましょう。
IMEのカスタマイズ
あとは、IMEのカスタマイズもChromebookではできません。
Google日本語入力が嫌いな人はChromebookを選ばないほうがいいです。
Chromebookの弱点でIMEカスタマイズが弱いです。
Google日本語入力しか使えません。
例えばパソコンでATOKやMicrosoftIMEがメインの方は、あらたにGoogle日本語入力で環境を作らねばなりません。
こだわりがなければ、Google日本語入力も賢いので全然問題ありませんが「ATOK命」みたいな方は気をつけてください。
私もATOKをバシバシつかっているので、日本語入力はちょっと残念に思っているところです。
キーボードで打つ限り、変換エンジンの精度はATOKのほうが上。
外部に書く原稿の場合は、ATOKを入れたWindowsかMacを使うようにしていますね。
音声入力、親指シフトでの文章作成
あとは音声入力、親指シフトでの文章作成ですね。
結構レアかもしれませんが、文字入力もWindows・Macに比べて弱いです。
音声入力で必須なのが、句読点の自動入力。
WindowsやMac、iPhone(iOS 16以降)、Pixel 6以降のスマホであれば、しゃべりの間、抑揚を判断して良い具合に「、」「。」を入れてくれます。
Chrome OSだけは未だに非対応です。
喋り続けている間は、一文で入力されてしまいます。
Pixel6 Proならこんな感じで入力してくれます。
入力はできても、あとから修正する量が多いのは大変です。
音声入力はWindows・Mac、Pixel 6か7、iPhoneを使いましょう。
適材適所、Windows・Macとの使い分けがおすすめ
以上、Chromebookに向いていない使い方、できないことのまとめでした!
肝心なのは、使い分けですね。
パソコンは1台しか持たないではなく、複数台、少なくとも2台は持っておく。
- ライトな作業はChromebook
- 腰を据えて専門的なアプリを使うときはWindows・Mac
でというのが賢いです。
それに2台持っておくと、いざパソコンが故障しても全然困りません。
Chromebookを使っているとデータもクラウドベースになるので、紛失という事態にならない。
端末を取り替えればいいだけです。
1台だと仕事もとまりますし、万が一、データを失ったら損害は青天井ですよね。
1台あって全然困らないのがChromebookですので、持っていない方は買い増しで手に入れてみてください!
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