なんと唐突に嬉しいChromebookの販売情報が飛び込んできました。
日本HPがハイエンドChromebookの販売を決定してくれた模様です!!!
屋内のみ利用がメインの人に嬉しい1台
日本HPでは過去にHP Chromebook 11 G3といった機種を2013年頃に発売していました。
以降は日本への新機種投入はなく、今回おおよそ4年ぶりくらいに新機種の投入です。
今回販売する機種は
「HP Chromebook x360 14inch」
14インチサイズのIPS液晶を搭載していて、形状はFlip型。ディスプレイが360度回転するのでタブレットとしての利用も可能です。
プラスしてCoreiプロセッサー、メモリは8GBを積んでいる、いわゆるてんこ盛りなChromebook。
ハイエンドに位置づけられるモデルです。
本エントリーでは、そんな「HP Chromebook x360 14inch」のスペック、特徴、注意点、こんな人にオススメ的な所を紹介します。
発売日と価格とスペックは?
モデルは以下2タイプとなっています。
・インテル® Core™ i3-8130U プロセッサー=スーペリアモデル(78,624円)
・インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー=エグゼクティブモデル(89,424円)
となっています。
発売日は「2019年7月中旬」です。
OS | Chrome OS | |
---|---|---|
CPU | インテル® Core™ i3-8130U プロセッサー (2.20GHz-3.40GHz, インテル® スマートキャッシュ 4MB) |
インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー (1.6GHz-3.4GHz, インテル®スマートキャッシュ 6MB) |
カラー | セラミックホワイト & クラウドブルー | |
メモリ | 8GB(8GB×1) DDR4-2133MHz(最大8GB) | |
ストレージ | 64GB eMMC フラッシュメモリ | |
Web カメラ | HP Wide Vision HD Webcam(約92万画素) | |
内蔵無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 | |
グラフィックスタイプ | インテル® UHD グラフィックス 620(プロセッサーに内蔵) | |
ディスプレイ | 14.0インチワイド・フルHDブライトビュー・IPSタッチディスプレイ (1920×1080 / 最大1677万色) |
|
キーボード | バックライトキーボード(US配列) | |
インターフェイス | USB3.1 Gen1 ×1、USB Type-C™ 3.1 Gen1 ×2、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート×1 | |
オーディオ | B & O Playデュアルスピーカー、内蔵デュアルマイク、音量調整ボタン付き | |
セキュリティ | サンドボックス、確認付きブート、暗号化eMMC フラッシュメモリ、 復元モード、セキュリティロックケーブル用スロット、TPM |
|
サイズ (幅×奥行き×高さ) |
約 325×225×14(最薄部)-16.5(最厚部)mm | |
質量 | 約 1.6kg | |
バッテリ駆動時間 | 最大 13.3 時間 |
これまで日本国内販売されたChromebookのなかではトップ級のスペックを備えています。
そしてコスパもトップレベルです。
メモリが8GB、ストレージが64GB、CPUはCorei3かCorei5とハイエンド。
キーボードはバックライト付き、IPS液晶搭載しているのはASUSの「C434TA」くらい。
それでいて、80,000円以下に抑えてきたのは素晴らしいなと思います。
OCTANEスコアは「33697」
みんなが気になる?OCTANEスコアですが、「33697」と言う数字です。
CPUの性能通り高い数値をはじき出しています。
Corei3で十分じゃないかなと思いますね。
14インチ液晶、しっかりした作りのキーボード&タッチパッド、USB(Type-A・Type-C)フル装備の大きな拡張性が強み
本機種の特徴は
・14インチの快適な液晶
・しっかりした作りのタッチパッドとキーボード
・豊かな拡張性(USB(Type-A・Type-C))
にでしょう。
個人的に去年本機種のCoire3モデルを購入して7ヶ月使っていますが、14インチのディスプレイは作業領域が広いのでシンプルに快適です。
老眼が始まっている方にはとくにオススメ(笑)>眼への負担が全然違います。
そしてタッチパッド。Pixelbook並の広さと手触り感がグッドです。
HPのChromebookは作りがしかっりしているというか、たわみがないんですね。
キーボードも然り。キーストロークもChromebookの中では深め。
バックライトもついていて不満はありません。
持っているChromebook7台のなかで入力関係は一番のお気に入りなくらいです。
あとは拡張性ですね。モバイル特化な方向性が強いChromebookではUSBポートも省かれがちですが、フルフルでついてます。
屋内で使う際にはマウスだったり、ストレージだったりをつなげる人も多いと思います。
そういったときに変換プラグを用意する必要がないのがいいです。
あとは地味にMIcroSDカードスロットがついているのもよい点のひとつ。
スマホや一眼レフで撮影した写真、映像をダイレクトで読み込めます。
拡張性は大きいのは強みですね。
かつAndroid版「PowerDirector」や「Lightroom」もしっかり動くので、家で写真編集するときは、よくこの機種を使っていますね。
屋内モバイルするときの定番です。
注意点はキーボードの配列
キーボードがUS配列です。
・日本語入力するときは「CTRL+Space」
・Enterキーが横長
・@マークの位置、バックスラッシュの位置が違うなど慣れは必要です。
持ち運びはしないけど家で動作が軽いネットパソコンを探している人にピッタリ
家では半年使っていますが、自宅モバイルとして使いやすい機種です。
IPS液晶で画面はきれいですし、ファンの排熱もしっかりしていて動作も機敏です。
1.6kgあるので外に持ち運ぶのは大変ですけどね。
どんな人にオススメか?ですが、
・持ち運び用のChromebookは持っているが家用に1台パワフルなChromebookがほしい
・重さは気にしないから、とにかく画面が大きくて動作が早いでもできるだけ安いのがよい
という人に最適な機種だと思います。
教育関係であれば、職員の先生向けですね。
最近主流の「頑丈な学生向けのChromebook」より大きい画面のモデルは常用する管理者にはありがたいはずです。
重さは気にしないから、快適に作業をしたい人向けのChromebookです。
こんな方におすすめ
- 2台目にパワフルなChromebookがほしい人
- 屋内利用メインで快適に作業ができるChromebookがほしい人
- HPのChromebookを一度は使ってみたい人
手前味噌ですが2018年12月に購入したときのレビューがありますので、是非こちらもお読みくださいませ。
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2020年にかけてChromebookは普及の年、HPのこれからに期待
先日教育ITソリューションEXPOでもLenovo、ASUS、AcerのChromebookへかける熱意はなかなかでした。
文部科学省が出した学生用パソコンの指針(1台5万円以内、校務支援システムもできるだけ安価、クラウドを利用)の影響が大きいのでしょう。
埼玉県のように県単位でGoogleをベースにすところも出てきました。
こういった流れもあって、HPも再び本腰を入れ始めたのかなと感じます。
PixelSlate以外では唯一デタッチャブルChromebookをだすなど、プレミアム路線が基本なHPがまさにハイエンド機種を投入してくれるのは嬉しい限り。
使い勝手は保証します!
ハイエンドなChromebookがほしい方はぜひかってみてください😁